バラの美術館 ROSEUM ロージアム

バラのコラム

新着記事(2013.9.10)

マリー・アントワネット

マリー・アントワネット
ベルサイユのばら
プチ・トリアノン
アンドレ・ルノート

マリア・テレジアをすでに御紹介しましたが、今回はハプスブルグ家の女帝、マリア・テレジアの末娘のマリー・アントワネット、そして彼女が住んだベルサイユ宮殿とアントワネットが窮屈な生活から逃避したプチトリアノン、そのベルサイユ宮殿の庭園を設計したアンドレ・ルノートルの名をつけられたバラをご紹介いたします。

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エンプレス ジョゼフィーヌ

エンプレス ジョゼフィーヌ

ナポレオンをご紹介したあとはもちろんその妃、ジョゼフィーヌ皇后です。とくにバラの歴史においてはジョゼフィーヌを抜きにして語ることはできないといえるでしょう。ナポレオンとジョゼフィーヌが結婚したのは、フランス革命の余韻さめやらぬ1796年でした。ナポレオンにとって・・

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シャポー ドゥ ナポレオン

シャポー ドゥ ナポレオン

ナポレオンのシャッポ、つまり「ナポレオンの帽子」という名前がつけられたバラがあります。ご存知の方も多いと思います。独特な形をもったバラはいろいろありますが、このような形をしたバラはおそらく他にはないでしょう。その独特の形というのは、萼です。普通のバラの・・・

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ルイフィリップ

フランスの最後の君主 ルイフィリップ

シャンボール伯(コント ドゥ シャンボール)がアンリ5世として王位につくことができず、ブルボン王朝がシャルル10世で終わったあと1830年の7月革命で王位についたのは、オルレアン家のルイ・フィリップでした。オルレアン家はブルボン家の支流ではありましたが、・・・

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デュシェス ダングレームとコント ドゥ シャンボール

デュシェス ダングレームとコント ドゥ シャンボール

前回、ルイ18世の愛妾、コンテス ドゥ カイラの名前のバラをご紹介しました。引き続き、ブルボン朝の最終章ともいえるこの時代の王の周辺人物の名がつけられたバラをご紹介しましょう。まずは、‘デュシェス ダングレーム’、これは「アングレーム公爵夫人」という名前です。・・・

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コンテス デュ カイラ

コンテス デュ カイラ

コンテスは伯爵夫人、つまりカイラ伯爵夫人という名のバラです。カイラ伯爵夫人はルイ18世の愛妾だった人です。愛妾のイメージに合っていると言っていいのか、あでやかな花色です。赤とオレンジとピンクが複雑な影をおりなしながら、しかもその奥には・・・

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マリアテレジア

マリアテレジア

名高いハプスブルグ家の女帝で1740年から80年まで40年間帝位を護り、16人の子供に恵まれます。夫の名はフランツ・シュテファン、神聖ローマ帝国皇帝です。16人の子供の末から2番目の子がフランスのルイ16世に嫁ぎ、ベルサイユ宮殿やフランス革命などで名高いマリーアントワネットになります。・・・

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ルイ14 世

ルイ14 世

前々回にルイ13世の宰相カーディナル・リシュリューの名がついたバラをご紹介しました。これから何回かブルボン王朝に係わる名前のバラをご紹介しましょう。ルイ13世の後を継ぐのはルイ14世、その名前のバラがあります。深い深い紅色のバラです、黒バラと表現した方がいいかもしれません。・・・

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アン・ブリン

アン・ブリン

前回、エリザベス1世の寵臣ロバート・ダドリーの夫人エイミー・ロブサートの名のついたバラをご紹介しました。
前回書き忘れましたが、エイミー・ロブサートなるバラ、さぞかしたおやかなバラであろうと想像されるかと思いますが、さにあらず、旺盛な枝の伸び方をする元気のいい・・・

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カーディナル・ドゥ・リシュリュー

カーディナル・ドゥ・リシュリュー

カーディナルは枢機卿、枢機卿とはローマ教皇を頂点として、それに次ぐ高位の聖職者の役職名です。が、歴史を振り返ると聖職だけでなく国の為政においても政治を左右する人物も多かったようです。このリシュリュー卿もそうですし、英国ではヘンリー8世の腹心であり・・・

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エイミー・ロブサート

エイミー・ロブサート

前回イギリスのばら戦争に因んだ‘ヨーク・アンド・ランカスター’をご紹介しました。このばら戦争を終結させたのが、ヘンリー・チューダーでヘンリー7 世としてチューダー朝を興したのでした。その後のチューダー朝の流れとそこに名前を遺したバラをご紹介しましょう。ヘンリー7 世で基礎を築いたチューダー王朝はその子ヘンリー8 世に継がれます・・・

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ヨーク・アンド・ランカスター

ヨーク・アンド・ランカスター

ダマスク系のバラで、木の様子、葉・花の形はロサ・ダマスケナによく似ています。高さ1.5〜1.7mで枝が垂れることは少ないですが、あまり太くもならず頼りなげな枝ぶりとなります。大きなとげはなく、小さい不規則な刺が散在します。葉は明緑色で丸みがあり、ややまばらに近い葉の数になります・・・

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クープ・デベとヘーベスリップ

クープ・デベとヘーベスリップ

「クープ・デベ」はブルボン系でピンク色、花弁数が多く、カップ咲きになるオールドローズらしい花形のバラです。「ヘーベスリップ」はハイブリッドエグランテリア(HEg)という分類に仕分けされているもので、その起源を原種のロサ・エグランテリアにおくものです・・・

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ジュノー

ジュノー

ケンティフォリア系のバラらしく花びらが幾重にも重なり、中大輪咲きです。やわらかい花びらはほとんど白に近い淡いピンクで香りもゆたかです。まとまりのあまりよくないものが多いケンティフォリア系の中では、比較的整った樹形になります。また多少の日陰にも耐えますので、家庭で扱いやすいといえるでしょう。・・・

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レダとダナエ

レダとダナエ

この二つはギリシアの神々の中での最高神であるゼウスが見染めた女性の名前がつけられたものです。ゼウスにはヘレという正妻がいて、ヘレは大変嫉妬深い性質であるにもかかわらず、その目をかいぐぐっては気に入った女性を探し求めることに余念がありませんでした。・・・

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クリュテムネストーラとペネロペー

クリュテムネストーラとペネロペー

クリュテムネストーラもペネロペーもともにハイブリッドムスク系というロサ・モスカータに由来した系統に属するバラです。
クリュテムネストーラはわずかにオレンジ色がかったクリーム色の渋さのある花色で、つる状に伸び、秋にもよく花をつけます。・・・

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